2023-12-16 09:39 am by 須坂新聞
来年1月4日に開幕する第76回全日本バレーボール高校選手権大会(春高バレー)に、須坂市幸高町出身で岡谷工3年の福崎隼平君(小布施中出)が出場する。県代表決定戦では主にレシーバーとして、全国大会出場に貢献。自身2度目の出場となる大舞台に向け、「大会まで本気の練習を積み重ね、悔いが残らないように全力で挑みたい」と意気込む。
「全国大会を目指して、レベルの高い環境でバレーを学びたかった」と地元を離れ、岡谷工に進学。県内の有望選手が集まる環境で心身を磨き、1年時にも春の全国大会を経験した。2年ぶりの全国大会出場を目指して、高校生活最後の大会に挑んだ。
今夏の県総体準優勝の岡谷工は、シード校として県代表決定戦に出場。2回戦で野沢北に2(25―5・25―11)0、準々決勝で須坂創成に2(25―9・25―8)0、準決勝で松商学園に2(25―5・25―11)0と3試合連続のストレート勝ちで決勝に駒を進めた。
決勝は県総体、北信越総体の決勝で敗れた松本国際と対戦。第1セットはジュースの末、27―29で奪われた。第2セットも序盤は劣勢だったが、25―23で奪うと勢いに乗った。第3、4セットは25―20、25―19で連取。松本国際の連覇を阻み、大会を制した。
主にレシーバーやピンチサーバーとしてチームに貢献した福崎君は「チーム全体でサーブとディフェンスを強化してきた。県大会でその成果を出すことができた」とし、「個人としてはサーブで相手を攻めきれなかった」と振り返った。
チームを指揮する大日方崇徳監督は「複数のポジションをこなせる器用な選手でチームに欠かせない存在」と信頼を寄せる。「3年間の競技生活で2回も東京体育館のオレンジコートに立てることに感謝し、プレッシャーがかかる役割を担うが全力でプレーしてほしい」と期待している。
福崎君は「攻めるサーブでチームに貢献できるように頑張りたい」と活躍を誓った。
岡谷工は大会1日目の4日、秋田県代表の雄物川(おものがわ)と対戦する。
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