2023-06-24 09:38 am by 須坂新聞
須高地区の小中学校で水泳授業がスタートした。プールには子どもたちの元気な声が響いている。今年は例年とは異なる環境で授業に臨む学校もある。
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須坂市の豊丘小学校(梅本裕之校長、55人)は15日、同校プールの老朽化に伴い、高甫小プールを利用して水泳授業を始めた。7月中旬までの約1カ月間、連学年ごとに各学年10時間(1時間45分授業)の学習に励む。
豊丘小によると、本年度の水泳授業は毎週木曜日に設定。バス移動(往復20分程度)や着替えなどの時間を考慮し、2時間分をまとめて割り当てている。校外プールを利用するため、効率良く授業ができるように工夫したという。水泳に限らず体育授業は連学年で行っている。
この日、1年生(12人)と2年生(8人)の水泳授業は2、3時間目。午前10時ごろ、高甫小プールに隣接する駐車場に到着した。準備後、プールサイドに集合してプール開きの会を開き、代表の児童たちが「泳ぐのが上手になりたい」「みんなでプールを楽しみたい」などと目標を発表した。
授業では、みんなでプールの中をぐるぐる歩き回ったり、水中にもぐって物を拾ったり。歓声を上げて大はしゃぎしていた。
途中、3、4時間目が水泳授業の5年生(9人)と6年生(10人)も到着した。クロールや平泳ぎ、背泳ぎなど、個々のレベルに合わせて繰り返し泳いでいた。
6年の市川心瑶(こよう)さんは「小学校最後の水泳授業になるので1回1回を大事にしたい。25m以上をできるだけ速く泳げるように頑張りたい」と話していた。
1、2時間目に予定していた3年生(7人)と4年生(9人)は、朝の時点では実施条件(天候、気温、水温)に満たなかったため予備日に振り替えたという。
2023-06-24 09:38 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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