2023-06-24 09:37 am by 須坂新聞
須坂小学校は150周年記念事業として7月1〜3日、同校体育館で歴史遺産を一般公開する。校内の倉庫や教育懐古室に保管している教科書や写真、トロフィーなどを展示するほか、昭和30年代の音楽室をイメージした再現教室や昔のおもちゃが体験できる放課後スペースを設置する。
同校教職員が教室を整備していたところ古い書物や教科書を発見したことがきっかけ。教育懐古室に保管されている過去に使用していた備品とともに公開することにした。
展示する明治から昭和の教科書の中には戦前から戦後のものがあり、墨塗りされているページも見つかった。集合写真や行事の記録も。写真と教科書の一部は来場者が自由に手に取れるようにする。
再現教室はフェルト素材の五線譜黒板、教科書、黒板に張っていたと思われる音符や飾り、オルガンなどを配置。レトロな空間をよみがえらせる。
また、書庫があった教室に保管されていた大正時代のものとされる開かずの金庫も展示。金庫の詳細は7月5日放送のフジテレビ系「世界の何だコレ!?ミステリー」で明かされる。
同校の150周年記念事業実行委員会(神林章委員長)は「歴史あるものに触れたり、学生時代を振り返ったり、それぞれの視点で楽しんでほしい」と話している。展示は午前10時〜午後4時。外履きを入れる袋の持参を呼び掛けている。
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