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【須高の企業】新型コロナ急拡大受け交代勤務、時差休憩などで対応

2022-01-29 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 　新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、須高地区の企業では交代勤務、時差休憩など感染対策に力を入れている。　
　須坂市豊丘上町の前田鉄工所は社員に対して、全員自宅で毎朝検温し、部署ごとに体温・体調を上司に報告する。体温が普段より0.5度以上急に上がったり、喉の痛みや臭覚異常がある場合は休み、医師の診断を受ける。昼休憩は部署ごとに人員を2班に分けて週替わりで時差利用し20分間で済ませる。
　部署間での要件はなるべく電話で済ませる。工場への出入りは手袋を着用、退場時に廃棄。出張は極力自粛、必要最低限の範囲で行う。休暇中は県外への移動を自粛する。
　事務所への来客の入室を禁止、内線で要件を伝えてもらう。打ち合わせも電話を基本とし、必要な場合は応接室を使用―とする。
　須坂市旭ケ丘工業団地の鈴木は社員に対して検温を実施、体温37.5度以上の発熱、喉の痛みなどがある場合は休み、医療機関を受診。不急の出張を自粛、必要な場合は人数を最小限とし、感染拡大地域訪問は自粛。
　来訪者には入館時の検温のほか、発熱などの有無を確認。異常の場合は入館を断る。
　職場主催の懇親会は当面控え、必要な場合は4人以下・2時間以内とする。地域や各種団体行事への参加は、主催者の感染防止ルールに従って参加する。
　八十二銀行須坂支店は2月4日まで、本部方針に従い、部署ごとに人員を3班に分けて週替わりで1班ごとに自宅勤務・待機する交代勤務を行っている。