【次期須坂市長選】民主政治連絡会が対応協議〜三木市長は「白紙」

2019-08-24 07:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 労働団体や政党(共産、社民)、憲法9条を守る市民団体、関係する市町村議らでつくる「民主政治を進める須高地区連絡会」は19日、市第1勤労者研修センター(八幡町)で次期市長選(来年1月12日告示、19日投開票)に向けた対応を協議した。9団体の代表と関係議員の総勢14人が意見交換した。
 会合は6月に続いて2回目。現市政をどう評価するか、いま地方自治に求められるものは何か、どういう市政を望むのか―について参加団体が政策や意見を持ち寄り、大枠で一致をみる必要があるとの意見が出された。
 次期リーダーにふさわしい人、民主的な立場の人、自治体のトップとして国に正面から物が言える人、市民の願いによって立つ人、保守的な人も含めて信念に基づいて最後までやってくれる人など、理想像も語られた。
 具体的な名前が出せる状況にはないが―として、擁立に向けた環境づくりを水面下でしながら、折衝している人が複数いるとの意見や、ふさわしい人がいるとの意見があり、4人ほどが上がった。
 うねりを高めていくためには、保守系の人も交えて、母体を広げる必要がある。話し合いの場をつくろうとの意見が出された。
 次回は9月を予定している。
 一方、現職の三木正夫市長(70、4期目)は20日の定例記者会見で、報道機関から次期市長選出馬の意向を尋ねられ、去る7月会見で述べた「現時点では白紙」との心境が変わっていないことを表明した。
 「使命感もあるが、いい人がいれば他の人でもいいとも思う。これまでにいろんな事業をしてきた。(現在の心境は)淡々としている。職員が自分たちで懸案事項を解決する姿勢がみられ、職員が育っていると感じる。どういう人が立候補されるか。名誉欲や私心でなく、須坂をよくしたいとの純粋な気持ちが大事だ。市長とは他市の市長に聞いても皆そういう考えだ」と述べた。

2019-08-24 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



須坂新聞


 須坂新聞はタブロイド判(20P~24P)で毎週土曜発行(年間48回)長野県須高地域(須坂市・小布施町・高山村・長野市若穂地区)で購読をいただいております。また配達地域外でも郵送にてご購読いただけます。購読料は1100円(月額/税込)です。購読お申し込みはこちらから。