2019-08-10 07:00 am by 須坂新聞
須坂市中央公民館で5日、市内の小学生がペットボトルを利用して風力発電機を作る体験講座があった。高学年の児童約20人が参加。講師を務めた須坂創成高校創造工学科の3年生9人と一緒にものづくりを楽しんだ。
専用の工作キットを使って製作。風車のプロペラにはペットボトルの上部を活用した。8枚や12枚の羽根を作り、色を塗ってカラフルに仕上げた。
LEDを装着したモーターとプロペラを組み合わせ、別のペットボトルと合体。風向計になるよう、厚紙を三角形に折って尾翼も取り付けた。
子どもたちは、高校生の丁寧な指導を受けながら製作に熱中。扇風機の風に当てて風車の回転や発電を確かめ、見事に成功するとうれしそうだった。
市中央公民館が本年度、夏休み中の小学生にさまざまな体験の場をつくろうと初めて企画した講座「夏休み子どもウィーク」(全6回)の一つ。
小山小5年の中澤宗太郎君は「難しそうだったけど思ったよりよくできて楽しかった。(高校生が)優しく分かりやすく教えてくれた。羽根が回って光ったときはうれしかった」と話していた。
講師のリーダー中山貴之(たかのぶ)さんは「うまく伝えるにはどうしたらいいか考えた。難しかったけど貴重な体験ができて勉強になった。ものづくりの楽しさを分かってもらえたらうれしい」と期待していた。
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