2019-08-03 07:00 am by 須坂新聞
フットサルF1リーグのボアルース長野に所属している山本佳輝さん(23、須坂市屋部町)と城野全輝(じょうのまさき)さん(23、須坂市八幡町)は現在、ナツバタ製作所(須坂市幸高町)で働きながら練習に励んでいる。
山本さんは宮城県出身。高校時代はサッカーの名門聖和学園でメンバーの一員として全国大会まで出場。卒業後はフットサルに切り替え、F1のヴォスクオーレ仙台に所属していたが、昨年春ボアルース長野に移籍、現在ゴールキーパーとしてレギュラーで活躍している。
城野さんは奈良県出身。高校時代は大阪府の清明学院でレギュラーとして府大会でベスト16まで進んだ。卒業後にフットサルを始め、F1のデウソン神戸に所属していたが、昨年春ボアルース長野に移籍、フィールドプレーヤーとしてレギュラーを務めたが、今年4月の練習中に膝の靭帯を部分断裂し現在は治療に専念し、秋の復帰を目指す。
フットサルは5人制の室内競技。サッカーと違い交代が自由で攻守の切り替えが速くスピード感あふれる魅力がある。F1は全国12チームで構成。ボアルース長野は昨年F2リーグで優勝し今年F1に昇格した。
ナツバタ製作所が2人を雇用したのは、小林豊社長とボアルース長野を設立した若林順平さん(デンセン社長、長野市)が以前から親交があり、若林さんからの依頼で引き受けた。
小林社長は「勤務態度はまじめで信頼できる。会社として、彼らが仕事とスポーツを両立できるように支援したい。将来をイメージしながら目標に向かって頑張ってほしい」と期待し、2人は「小林社長はじめ社員の皆さんは私たちがフットサルに取り組めるように配慮してくれる」と感謝している。
2人は現在、平日は就業後の約2時間、長野市のホワイトリングなどで練習し、土日は試合に出場するなどフル回転の毎日を送る。
将来に向けて、山本さんは「技術をさらに磨いて自分のスタイルを確立し、日本代表を目指したい」、城野さんは「フットサルはプレーしても見ても楽しいスポーツなので、この地域にもっと普及させたい。現役引退後もフットサルに関わっていきたい」と夢を膨らませている。
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