「市川幸夫家文書」市に寄贈〜江戸から明治以降の1,038点

2019-07-13 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市文書館(常盤町、根津良一館長)は先ごろ、市川幸夫(さちお)家文書(須坂市豊丘町)の寄贈を受けた=。江戸時代から明治以降まで1,038点の貴重な史料群だ。中には、徳川慶喜に諫言自刃した須坂堀家13代藩主直虎公の遺領相続が内定したのか、幕府若年寄に御礼あいさつするための伺い状(全容は未解明)が含まれている。
 本紙は2017年6月10日付で報道した。調査に当たった大塚尚三文書館専門員は取材に「この史料の前後をつなぐ史料がどこかにありそうだが、進展は見られない」と話す。
 史料群の中には書籍・冊子類も多い。
 根津館長は「大変貴重な文書を市に寄贈いただきありがたい。大切に保存し、より多くの人に見ていただき、市を見直す契機になればと期待したい。地元園里郷土資料館にも展示したい。専門員にお尋ねを」と話す。

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