【須坂フルーツエール】5種類目でビール発売〜半年の常温保存が可能

2019-07-13 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 信州須坂フルーツエール推進協議会(会長・中沢正直副市長)は8日、新商品の信州須坂フルーツエール「ペールエール」を市蔵のまち観光交流センター(東横町)で発表した。5種類目で常温保存ができる初のビール。クラフトビールの中で最もポピュラーで親しみやすいペールエール(淡いビールの意味)。リンゴを隠し味に適度なホップ感と麦芽の豊かな香り、黄金色に輝く澄んだ色合いが特徴という。11日発売。
 協議会は昨年、「信州須坂フルーツエール」の瓶詰め4商品「りんご」「りんご・カシスミックス」「りんごDRY辛口」「りんご・ぶどう・カシスミックス」を発売した。
 果汁30%(ドライ20%)。アルコール度3%(ドライ5%)。各330ml詰め。価格は550円〜630円(税別)。酒類は「発泡酒」。要冷蔵で賞味期限約4カ月。
 5種類目は、酒税法が変わった昨年4月以降に常温保存化と初の「ビール」を目指して企画・開発を進めた。品目ビール。原材料は麦芽、りんご、ホップ。アルコール度5%。330ml詰め550円(税別)。賞味期限・消費期限6カ月。
 製造・販売はクルークダイニング信州須坂フルーツブルワリー(須坂市豊丘町、深井洋一醸造長)。
 深井醸造長は「これまではビールが苦手な人や女性をターゲットにしてきた。今回はビール党やしっかり飲める人向けに消費の拡大を狙いたい。新商品は一番最初に発売した発泡酒のりんごふじ甘口タイプと両輪になるよう展開したい」。
 新商品の特長・工夫については「3種類の麦芽の、量と比率をテストし、ホップも選定して量も検討して出した。味は大手と、強すぎる・濃すぎる有名クラフトビールの真ん中に確実にある消費者層を狙った」と述べた。
 4日現在、取り扱いは134店。来月、6種類目の商品の発売を予定している。既存要冷蔵商品は今後、常温仕様に変更していく計画だ。

2019-07-13 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



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