2019-07-06 07:00 am by 須坂新聞
須坂市中島町出身の音楽評論家富澤一誠さん(東京都杉並区)がプロデュースして毎年6月にメセナホールで開催しているフォークコンサート「フォーエバーヤング」のテーマソングを歌うシンガーソングライターのさくまひできさんが須坂のイメージソングの曲づくりを進めている。さくまさんは、この歌を市民と一緒に作り上げたいと希望しており、市では、須坂を象徴するワードを募集している。
曲づくりのきっかけは昨年のフォーエバーヤング。ステージでの富澤さんとさくまさんのトークの中で、富澤さんが「フォーエバーヤングのテーマソングがあるんだから、さくま君、須坂のイメージソングを作ってみたらどう」と勧めたこと。会場から大きな拍手が沸き起こり、数日後には、さくまさんの事務所(埼玉県鴻巣市)に三木市長から須坂を紹介する多数のパンフレット類が届けられた。
それから1年、6月16日に開催したフォーエバーヤングのロビーコンサートで、さくまさんは「SUZAKA〜いのちが元気な街」を初披露、須坂の自然・歴史・文化がふんだんにちりばめられた歌詞と共に優しさと哀愁に満ちたメロディーが聞く人の心を打ち、大きな拍手が送られた。
本コンサートでもこの歌が話題になり、富澤さんが「とてもいい曲。市民の皆さんからこんな言葉を入れてほしいという希望を聞けば、もっと素敵な須坂ソングになる」と呼び掛け、市では早速、翌日からホームページに歌詞を掲載、ワードの募集を行っている。
担当の政策推進課には▽「巡業する笠鉾」は「巡行する笠鉾」に変えてほしい▽シャインマスカットを入れてほしい▽日本百選の臥竜公園の松を入れてほしい▽須坂のソウルフードのおやきを入れてほしい▽東日本最大級の積石塚古墳の八丁鎧塚古墳を入れてほしい―などの意見が寄せられているという。
募集は電話・メール・FAXで7月10日まで受け付け中。同課では「メロディーとの関係などで採用にならない場合もありますが、皆さんの意見をさくまさんに伝え、より多くの皆さんに愛される須坂ソングになればと願っています」と話している。同課☎026-248-9017、FAX☎026-246-0750。
なお、さくまさんは8月12日に笠鉾会館で開く「信州須坂蔵の町音楽祭」に出演する。
2019-07-06 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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