インター周辺開発新アクセス道路を計画〜観光集客施設西側から県道に接続

2019-06-22 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 市は14日、市議会インター周辺等開発特別委員会(霜田剛委員長)にインター周辺開発に伴う道路整備予定箇所を示した。延長5,000m。既設市道の拡幅と市道新設で対応する。本年度中に道路詳細設計と用地測量を実施。来年度から用地取得、工事着手したい考えだ。新たな「インター周辺開発新アクセス道路」は約1,400m。市道拡幅と新設で、観光集客施設用地と物流関連産業用地の西側から県道村山綿内停車場線に接続させる。
 市は「観光集客施設等の事業開始(2022年度)に間に合うよう進めたい」とした。新アクセス道路の地権者説明会を4月に、その他の道路の説明会を5月に実施し、反対意見がなかったとした。
 インター周辺開発新アクセス道路のうち、観光集客施設に接する部分は拡幅。物流関連産業用地から北側は新設して県道村山綿内停車場線に接続させる。開発区域に接する部分は両側歩道とし、区域北側は、福島集落側への片側歩道とする。
 長野須坂インター線との接続部分は、新たに交差点ができるのでインター線側に右折車線の設置を計画する。
 開発区域北側の井上小と福島町を結ぶ市道は両側歩道で計画。
 観光集客施設用地と物流関連産業用地の間の市道も両側歩道。
 インター出口から北側に向かう市道は、東側に排水路があり、西側への片側歩道で拡幅する。交差点部分は右折車線の設置を計画。
 開発区域東側の旧長野電鉄屋代線沿いの道路は、屋代線跡地用地を活用して両側歩道に改良する。市道を一部新設(約200m)。
 市は6月議会に新アクセス道路の測量委託料1,630万円(設計は当初予算に)とその他の道路の測量設計委託料5,400万円(開発区域以外の路線を含む)を計上している。
 また、開発を進める土地開発コンサルタント、長工(三重県)の田中常博長野事務所所長が進捗状況を説明した。4月20日ごろから地権者に基本的な経済条件を提示している―とした。「今夏をめどに承諾書をいただきたいと考えている。地権者からは2年前に開発に対する同意書を得ている」とした。同社は5月から須坂商工会議所3階に「開発準備事務所」を開設した。
 また、市はインター周辺開発計画を検討するため庁内に設置した専門3グループ(産業振興・観光、中心市街地対策、道路・水道)の初回会議を5月下旬から6月上旬に開いた―と説明した。

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