須高県議2氏が抱負〜県会臨時会で所属決まる

2019-05-25 07:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 県議4年の任期が始まった須坂市・上高井郡区選出初当選の小林君男県議(62、須坂市坂田町)は17日、取材に抱負を語った。会派は無所属。県会臨時会では、議案や請願・陳情などを調査・審査する委員会が産業観光企業委員会に決まった。
 「常任委員会の所属は希望がかなった。労働分野や子育て、社会保障など選挙戦で訴えてきたことから取り組みたい」
 現在、6月20日に開会する6月定例会の一般質問に向け準備中。「支持母体の皆さんの意見を聴いて質問内容を考えていきたい」
 立候補を後押しした「民主政治を進める須高地区連絡会」(11団体参加)の会員と在籍する日本共産党の支持者が支持母体。
 「県議の重みを日に日に感じている。プレッシャーがかかっているが、1、2年たてば余裕が出ると思う。低い今投票率(須高全体で42.40%)は県政が身近でない表れか。より身近な県政にしていきたい」と話す。
 議員活動の拠点となる県議事務所を現在選定中。坂田町では公民分館長も務めている。
 一方、2期目の堀内孝人県議(70、須坂市中島町)は20日の取材に抱負を語った。会派は29人と最大の自民党県議団に所属。
 6常任委員会のうち1期目に4委員会を経験した。今回は希望した農政林務委員会に所属が決まった。また、決算特別委員会の副委員長に就いた。
 「1期目にできなかったことを少しずつやっていきたい。農業試験場や果樹試験場などが地元にあり、果樹産地の課題に向き合いたい。堤防の完成や県道拡幅、防災減災対策に取り組みたい。千曲大橋架橋は長野市側と進めなければならないので道筋をつけたい」
 県議会代表では県の審議会「みんなで支える森林づくり県民会議」の委員に。
 自民党県議団では政調会(11人)の委員の1人。意見書作成のための審議や要望事項作成に関わる。
 また、未来を切り開く県民との意見交換会のための三つの専門部会では、第三部会(県民文化・健康福祉と環境文教が所管、8人)の会員に。各地域に出向いて県民の意見を聞き、県議団の考えを伝える集会を開く。
 一方、県議1期7人と2期4人の11人でつくる勉強会「二一会」の会長に。「まずは6月定例会閉会後に木曽方面から視察をして勉強会を開きたい」

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