2018-12-08 07:00 am by 須坂新聞
県立信州医療センター(須坂市立町、寺田克=まさる=院長)は3日、同院医師や医療従事者の働き方改革の取り組みで、患者や家族に対する病状説明等は、緊急の場合を除いて原則、平日の午前8時半〜午後5時15分の間に行うこととして掲示した。
全国的に長時間労働に伴う働く人の健康被害が社会問題となっている現状を踏まえ、同院は今年9月からプロジェクトチームを設置して時間短縮に向けた検討をしてきた。
また、同院を含む5病院を運営する県立病院機構(県庁内)は、11月29日の理事会で同様の方針(病状や治療方針の説明は原則として勤務時間内=平日午前8時半〜午後5時15分=に。救急その他緊急の状況下はこの限りでない)を定めた。
信州医療センター事務部総務課は「朝・夕に実施していた院内の会議(委員会など)も同様に勤務時間内に行っていく。会議の構成人員や協議時間の見直しなど質の向上も図りたい。他にも取り組まなければならないことがあるのでこれを機に職員の意識改革を一層進めたい」と話す。
一方、同院は3日から、入院患者の面会ルールを変更した。
院内の療養環境と安全の向上が目的。面会時間は、平日午後3時〜7時(変更前午前11時〜午後7時)▽休診日午前11時〜午後7時(変更前も同様で変更なし)とした。
家族カード・面会カードを着用する。家族カードは入院患者の治療等に関与する人に病棟で(3枚まで)。面会カードは、家族カード持参者以外の人に南棟1階面会受付か時間外出入り口で。
また、感染症流行期の対策として、来年春(3月ごろ、インフルエンザ流行終息)まで面会制限をする。面会は家族カード着用者に限る、とした。
感染症流行期は、中学生以下の子供の面会は原則禁止―など注意事項も掲示した。
2018-12-08 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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