2018-12-01 07:00 am by 須坂新聞
須坂市は27日の市議会一般質問で、小中学校へのエアコン設置について、ガス式(都市ガスとプロパンガス)のエアコンを採用する方針で、施工期間(発注から完成まで)は4カ月程度との見込みを示した。早ければ来年2月下旬ごろから発注する考えで、「可能であれば前倒しして行いたい」とした。
工事費や光熱費などのほか、ストーブの代替機能も考慮してガス式を採用する方針に。概算で1校当たりの工事費は、電気式が2,600万円、ガス式が2,800万円。冬季の暖房を含めた年間の光熱費などは電気式が230万円、ガス式はその2分の1〜3分の2程度という。ガス式は暖房効率が高く、現在のストーブの灯油使用料より3〜4割程度削減できるとした。
他市町村も同時期に設置することによる、機器や設置業者不足の懸念に対しては、県教育委員会が県空調衛生設備業協会などに万全の体制を求めたとし、市としても早期発注に努めると述べた。
エアコン設置に対する国の交付金は、対象が普通教室に限られるとみられるが、その場合でも市は、職員室や事務室などにもエアコンを設置する考えを示した。
全小中学校15校を3グループに分けて、設計ができたグループから順次、入札するという。一斉に設計、発注するより早いと言い、「調査結果で室温が高かった学校を優先して進めていく」とした。
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