2018-10-06 07:00 am by 須坂新聞
須坂市や須坂商工会議所などでつくる信州須坂フルーツエール推進協議会は22日、須坂産果実(果汁)を使って製造している発泡酒「信州須坂フルーツエール」をPRするイベント列車を長野電鉄で開いた。市内外から93人が参加して、フルーツエールを含めた県内の地ビールの飲み比べを楽しんだ。
「ゆけむり号」を貸し切り、車内でフルーツエール3種類、塩嶺麦酒(塩尻市)の2種類、南信州ビール(宮田村)の3種類を提供した。フルーツエールは、須坂産のリンゴとカシス、ブドウをミックスした新商品も。
長野駅〜小布施駅を往復し、参加者はおしゃべりをしたり、車窓の田園風景を眺めるなどしながら、ビールを味わった。小布施駅ではサックスアンサンブルグループの演奏を楽しんだ。
事務局の市産業連携開発課によると参加者の半数は女性で、遠くは東京からもいたという。「フルーツエールを初めて飲んだ方も多く、広く知ってもらうことができた。果実を使っているので、ほかのクラフトビールと差別化でき、注目されている」と話した。
一方、同協議会は3日には飲食店や卸売業者などを対象にしたフルーツエールのモニターツアーを開いた。県内外から10人が参加して、豊丘町の醸造所を見学したり、リンゴ狩りをするなどした。
醸造所では深井洋一場長が製造工程などを説明。フルーツエールの特長として、須坂で栽培された高品質で多様なフルーツを使っていることや、味だけでなく、見た目の色も重視していることなどをPRした。
東京都の飲食店スタッフの酒井久美さんは「店では各地のクラフトビールを出しているが、フルーツエールはフルーツを飲んでいるような感覚で、とてもおいしい。色や香りも魅力があり、ほかのビールとは違った楽しみ方ができる」と評価していた。
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