2018-07-28 07:00 am by 須坂新聞
東中学校生徒会は24日、須坂市社会福祉協議会に西日本豪雨災害の被災地を支援するための義援金61,326円を寄付した。全校生徒(167人)や教職員から善意を募ったほか、資源回収で得た収益の一部も充てた。
いずれも3年で生徒会長の下条海人(かいと)さん、副会長の土屋陸歩さんと青木沙耶香さんの3人が中心となり、18日から3日間、毎朝昇降口で協力を呼び掛けた。
この日は、下条さんと土屋さんの2人が、同校を訪れた同協議会の植木新一会長に生徒の思いが詰まった義援金を託した。
2人は、テレビや新聞などの報道で知った被災地の惨状に、雨の恐ろしさや決して人ごとではない危機感を覚えたという。
下条さんは「被災された方たちは本当につらいと思う。(義援金活動は)早く本来の生活に戻ってほしかったのでなるべく早く実行したかった」。土屋さんは「こうして全校のみんなが被災された方たちのためにお金を出し合うことはすごいことだし、いいことだと思う」と話していた。
植木会長は「率先していち早く義援金活動に取り組んでいただいたことは敬意に値する」と感謝。日本赤十字社長野県支部を通して被災地支援に役立てることを約束した。
同校によると、生徒たちは夏休み前に義援金活動をしたい気持ちが強くあり、多くの生徒の協力が得られるよう、もともと予定していたペットボトルキャップ回収(ワクチン支援の活動)に合わせて取り組んだという。
北村雅(まさし)校長は「(生徒たちには)困っている方々の窮状を何とか救いたいという思いがあった。早く行動に移してくれたことを誇りに思う」と話していた。
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