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一般廃棄物最終処分場の本体工事〜戸田・守谷・北條・マツナガJV落札

2018-05-19 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 　長野広域連合はこのほど、須坂市仁礼町に建設する一般廃棄物最終処分場の建設工事の入札結果を公表した。本体工事は戸田・守谷・北條・マツナガ特定建設工事共同企業体（JV）が落札した。関連する浸出水処理施設工事は共和化工・須坂土建・村山建設特定建設工事共同企業体が落札した。今月末の長野広域連合議会に請負契約を結ぶ議案を上程する。契約後、地元説明会などを行って工事に着手する。工期は2020年9月末まで。
　両工事とも一般競争入札（総合評価落札方式）で行った。本体工事は4つの共同企業体が応札した。戸田・守谷・北條・マツナガ特定建設工事共同企業体の総合評価点が95.891点で最も高かった。落札額は16億1,183万円。
　浸出水処理施設工事は5つの共同企業体が応札した。共和化工・須坂土建・村山建設特定建設工事共同企業体の総合評価点が96.100点で最も高かった。落札額は11億3,400万円。
　最終処分場（オープン型）の建設場所は須坂市大字亀倉字栗毛・左方ほか。敷地面積約10.6ha、埋め立て面積約1.67ha、埋め立て容量約85,000立方メートル。
　埋め立て物などの流出を防ぐ貯留構造物は盛り土堤防式。遮水構造は二重遮水シート＋電気的漏水検知システム。ほかに防災調整池（約5,400立方メートル）や地下水、雨水、浸出水の集排水施設、埋め立てガス処理施設、モニタリング設備などを設ける。埋め立て期間は15年間。
　浸出水処理施設は、埋め立て地内への降雨（浸出水）を処理して水質を浄化する。処理能力は1日60立方メートル、調整槽の容量は3,000立方メートル。