2018-04-07 12:51 am by 須坂新聞
3月末から温かい日が続き、須高地区でも桜が平年より大幅に早く開花した。須坂市の臥竜公園の桜は市の観測史上、最も早く4月3日に開花し、今週末から来週にかけて見ごろを迎えそう。3日は長野市で最高気温が25度を超えるなど初夏の陽気となり、臥竜公園では、半袖や日傘をさして散歩する人たちの姿が多く見られた。
日本さくら名所100選の臥竜公園の桜は3日午前に開花した。基準木としている臥竜橋のたもとにあるソメイヨシノの枝先に5輪以上の花がつき、臥竜公園管理事務所の坂田温(あつし)所長(4月1日付で着任)が開花宣言を行った。全国的に記録的な早さの開花が伝えられる中、臥竜公園も、記録が残る平成12年以降の18年間で最も早い開花となった。昨年より10日、平均よりも7日早い。
3日の臥竜公園は春休みの子どもたちや家族連れなど大勢が訪れた。涼を求めて竜ケ池や弁天滝で水遊びする姿も。小学生の長男と友人親子と訪れた長野市の主婦は「桜が目的で来たわけではなかったので、咲いていてびっくりした。早いですね」と話していた。
臥竜公園の池乃清泉亭は多くの来店者でにぎわい、経営者の志田原昭子さんは「温かくなった3月下旬からお客さんが増えて忙しい。できるだけ長く桜が咲いてもらいたい」と話していた。
一方、高山村でも3日、村内に点在する桜の開花を宣言。村産業振興課によると、平年より10〜12日ほど早く、3日は五大桜の一つ「中塩のしだれ桜」のほか、「二ツ石のしだれ桜」と「和美(なごみ)の桜」で開花を確認したという。
その他の桜も徐々にほころび始め、来週末にかけて多くの場所で見頃を迎えそうだ。
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