2018-03-03 07:00 am by 須坂新聞
須坂創成高校商業科ビジネスプランニングコースの2年生(19人)が考案した豆腐を使った商品が1日、共同開発した豆腐製造・販売の三和豆水庵(さんわとうすいあん、茨城県)から発売された。抹茶風味の豆腐と小豆のソースが層になったプリンタイプの「抹茶とあずきのまったり豆腐」。スイーツのような味わいだ。
昨年10月に開いた同校の行事「創成マーケット」で生徒たちが販売した商品の一つ。マーケットでは「ソースええ(創成)プリン」の名称だったが、同社が展開する「まったり豆腐」シリーズの春夏商品(9月まで予定)として販売している。
発売当日、同社の田中秀一(ひでかず)専務(53)らが同校を訪れ、生徒らに商品1,000個を届けた。主に商品開発に関わった生徒6人のうち、田中静流(しずる)さんは「まさか全国で販売される商品の開発に携われるとは思わなかった。早く店に並んでいるところを見たい」。川井優花さんは試食した感想を「前よりも食べやすい。普通のスイーツみたい。混ぜて食べるのがおすすめ」と話していた。
田中専務は「既成概念にとらわれない生徒たちのアイデアは参考になった」とし、今後の継続した連携にも前向き。コース担当の西澤紫乃婦教諭は「来年度はこの商品をどう広めていくかなど学習を発展させていきたい」と話していた。
商品は首都圏のスーパーなどを中心に県内でも販売。1個110gで希望小売価格は168円。なお、両者による商品の共同開発は、オリオン機械(須坂市幸高町)の仲介で実現した。
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