峰の原に出現したのは巨大…

2018-01-20 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市峰の原高原の旧県須坂青年の家グラウンドにこのほど、高さ約10mの人工氷壁が出現した。山岳関係の事業を行っているマウンテンワークス(上田市、三苫育社長)が設けたもので、アイスクライミングを楽しむことができる。峰の原高原スキー場に隣接しており、冬の新たなアクティビティ、観光スポットとして人気を集めそうだ。
 氷壁は、コの字形に組んだ鉄パイプの足場をネットで覆い、そこに水を放水して凍らせた。約1カ月かけて作った。
 同社によると、登山やボルダリング愛好者を中心に、冬季のスポーツ、トレーニングとしてアイスクライミングをする人が少なくないという。そうしたことから、旧須坂青年の家を管理運営する峰の原高原観光協会に提案して設置した。
 13日は愛好者らが訪れて、専用の道具を着用して慣れた動きで壁面を登っていた。
 登山ガイドの川口晃さん(46、松本市)は「約10年前から趣味でアイスクライミングをしている。自然の氷壁は行きづらかったりするので、ここはアクセスが良くて安全に楽しめる」と話していた。
 なお、旧須坂青年の家グラウンドは冬季は「つらら公園」と名付けて、アイスクライミングのほかに、クロスカントリースキーもできるようにした。
 同社では「指導員もいるので、気軽に挑戦して」と話している。峰の原高原観光協会の古川茂紀会長は「スノーリゾートとしての魅力アップ、誘客につながる。広く楽しんでもらえれば」と期待する。
 アイスクライミングは大人1日2,500円。道具レンタル付き4,000円。学生1,500円。土日祝日は指導員が常駐して初心者に対応する。道具レンタル付きで2時間5,000円、体験1回1,000円。初心者は平日は同社ホームページから事前予約が必要。営業時間は午前8時半〜午後5時。
 クロスカントリーは道具をレンタルした人のみできる。半日1,000円。要予約。古川会長☎090-9667-3538まで。

2018-01-20 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



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