2017-12-23 07:00 am by 須坂新聞
綱渡りとトランポリンの要素が加わったスポーツ「スラックライン」の普及活動に取り組んでいる一般社団法人「スラックライン推進機構」(小布施町雁田)は15日、須坂市内の小中学校6校にスラックライン用具を寄贈した。同機構と、用具代を支援して協力した市内などの企業関係者5人が市役所を訪れ、目録を贈った。
寄贈先は小山、森上、井上、高甫の4小学校と相森、墨坂の2中学校。用具は長さ3m、高さ38cmの木製の可動式ラック(ラインを張るための台)と幅5cmのラインで、一式10万円ほど。ラックは鉄製のメーカー品とは異なる小布施オリジナルという。
ハード面の用具提供だけでなく、子どもたちが安全に楽しめるようソフト面にも配慮。各校の担当者に講習を受けてもらい、学校側の指導体制が整った段階で納品する。
贈呈式で同機構代表理事の林映寿さん(41)は、スラックラインを通じて屋外で遊ぶ時間が減っている子どもたちのけがのリスクを軽減させたいとし、「引き続き希望をいただいている学校に寄付ができるようにしたい」と述べた。
また、夏季五輪の正式種目化を目指していることにも触れ、「須高から選手を誕生させようという大きな夢がある。そのきっかけだけはつくっていきたい」と話した。
三木市長は「須坂市でスラックラインが子どもたちに親しまれたらいいと思っていた」とし、互いに学び合ったり、努力につながるなどの効果に期待。「世界へ挑戦できることも素晴らしい」と話した。
同機構によると、6月には須坂支援学校にも贈っている。これまでの寄贈に協力した企業は次の通り。
▽須坂市 Aizaki アピタイト(セブンイレブン須坂南店) 内田鐵工所 中澤製作所 中澤鋳造所▽長野市 バルバコーポレーション
2017-12-23 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
Tweet© 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか. ALL Rights Reserved. Privacy Policy