須坂創成高】全校一つに〜キャンパス統合で

2017-12-16 07:00 am by 須坂新聞

学校・教育 icon 須坂創成高校は12日から、全校生徒(819人)が同じ校舎で学校生活を始めた。2015年4月の開校以来、生徒たちは須園(農業科と創造工学科)、須商(商業科)両キャンパスに分かれて学んできたが、須園キャンパス敷地内にこのほど新校舎が完成したことでキャンパスを統合、農・工・商3学科の生徒がそろった。
 体育館で開いた全校集会で大塚正校長は、各学科の特徴やこれまでの取り組みを生かしつつ「総合技術高校として3学科が融合、連携しての新たな学びを構築していかなければならない」と強調。
 生徒たちには「本校には君たちが活躍できる場が多くある。さまざまな活動に積極的に取り組む中で自分の将来、地域や産業について今後どう貢献するか考えてほしい」などと呼び掛けた。
 新生徒会長の下田桃花さん(2年、商業科)は取材に「今まではバラバラだったのでみんなが関わり合えるイベントを企画して学校全体が一つになるようにしたい」。自身は校舎が移り「戸惑いもあるけど高校に入学したときの初心を思い返すことができて新鮮な気持ち」と話した。
 生徒は男子447人、女子372人。学科別では農業科353人、創造工学科113人、商業科353人。
 キャンパスの統合に伴い、須園、須商両キャンパスの名称は廃止。長野養護学校高等部すざか分教室がある旧須商キャンパスの施設のうち、創成高では主に体育館とグラウンドをクラブ活動で引き続き使用する。
 県教育委員会事務局高校教育課によると、旧須商キャンパスの後利用については未定という。

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