2017-12-16 07:00 am by 須坂新聞
須坂市の三木正夫市長は12月市議会最終日の12日、市立博物館を来年1月15日から休館することを明らかにした。屋内消火栓設備未設置など消防法不適合の状態が続いているため。休館の期間について市生涯学習スポーツ課は、現在、市立博物館の移転の適否などを検討している博物館基本計画策定委員会の結論を受けて対応するため、3〜4年程度としている。
同博物館は建物が老朽化していて、耐震改修を含めて消防法に適合する工事を行っても、費用対効果、防犯面で課題があることに加えて、博物館基本計画策定委員会が同博物館のあり方を検討中で、移転あるいは現地改修するとしても数年かかる見込みのため、休館することに。
これまで市は来年4月からの休館を検討していたが、三木市長は「来館者の安全確保を最優先するため」に1月15日からとした、と述べた。
休館中は、博物館近くの南部地域公民館内に、博物館事務室を設けると共に、所蔵品の整理などを行う考え。臥竜山たんけんや歴史文化講演会などの館外事業は、引き続き行うという。
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