【須坂えびす講】浜松商工会議所が初参加〜堀と井伊の「直虎」で交流

2017-11-11 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 今年没後150年を迎えた須坂藩第13代藩主堀直虎公と、今年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の主人公井伊直虎公という「直虎」つながりの縁で、須坂商工会議所と静岡県浜松商工会議所が交流を続けている。3日には浜松商工会議所の関係者16人が、えびす講などのイベントが行われた須坂市を訪れ、特産品を販売したり、七福神の福まきに参加したほか、市内各所も視察した。
 去る3月、同じ直虎名の縁で相乗効果を図り、互いの地域活性化になればと、須坂商工会議所が浜松商工会議所に連携を申し入れ、快諾を得た。第1弾として5月3日、浜松市の最大イベント・浜松まつりで共同の直虎ブースが実現、浜松駅前で相並んで特産品販売や観光PRを行った。
 7月23日には「須坂みんなの花火大会」に浜松商工会議所の関係者を招待、「ようこそ須坂の花火大会へ。直虎のご縁を大切に末永くお願いします」とのメッセージを添えた歓迎の花火を打ち上げた。
 9月7〜8日には須坂商工会議所の視察研修(約20人が参加)を浜松市周辺で行い、浜松商工会議所の関係者と交流した。
 今回の須坂来訪には大須賀正孝会頭、石川晃三副会頭、小杉和弘専務理事のほか販売業者らが参加。前日は仙仁温泉岩の湯に宿泊、当日は臥竜公園の菊花展、直虎関連展を開催中の市立博物館のほかクラシック美術館、塩屋醸造を視察、りんごのもぎとりも行った。
 歩行者天国の銀座通りに構えた販売ブースでは井伊直虎に関連するグッズや食品などを販売、人気を呼んだ。
 初めて須坂市を訪れた大須賀会頭は「蔵づくりの町並みに歴史と文化を感じる。須坂の皆さんと接する中で人柄の温かさも感じている。お祭りにも参加させていただき、楽しませていただいた。皆も喜んでいる。交流は今年だけのものでなく、継続していきたい。来年はもっと大勢の人たちを連れてきたい」と話している。

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