2017-10-21 07:00 am by 須坂新聞
須坂市が本年度の国の地方創生推進交付金に申請した「『須坂フルーツ発泡酒』を核とした果樹振興とにぎわい創出事業」がこのほど、追加採択された。内閣府が13日、発表した。交付予定額は1,210万円で、市はフルーツ発泡酒の瓶詰め機やサーバーの購入費などに充てる計画。
市産業連携開発課によると、本年度の同事業はほかに、市内で栽培したカシスを使った発泡酒や小売店の注文に合わせたオリジナルフルーツ発泡酒の製造、ビールイベントへの出展、プロモーションなどを行う。サーバーは希望する飲食店などに貸与する。
事業費は2,420万円を見込んでおり、同交付金1,210万円と、残りは国から普通交付税と特別交付税措置される予定という。
同課では「現在、商品の製造を進めているので、今後は販売に力を入れていきたい」と話している。
須坂市は、市内各種団体などでつくる信州須坂フルーツ発泡酒協議会を設けて、須坂産果実(果汁)を使ったフルーツ発泡酒の製造・販売による産業創出や地域活性化、果樹振興などを目的に、昨年度の地方創生加速化交付金4,590万円を活用して、市内豊丘町に醸造所を整備するなどした。
飲食店経営などのクルークダイニング(安曇野市)に製造を委託して商品開発し、このほど、フーズバー・ページワン(須坂ハイランド町)で提供を始めた。仙仁温泉岩の湯(仁礼町)でも予定している。
一方で、現在、醸造したフルーツ発泡酒は樽詰めで小売店に卸していることから、販路拡大に向けて、瓶詰め機を購入して瓶詰め商品も製造する予定。
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