2017-08-11 07:00 am by 須坂新聞
須坂市はこのほど、峰の原高原クロスカントリーコースの増設工事に着手した。既存コースの周囲に、新たに1周2kmの全天候型コースを整備する。本年度中の完成を目指す。
全天候型コースは、既存コースにほぼ沿った形で設ける。幅3mで、ゴムチップ弾性舗装。透水性に優れ、雨天時でも足下をあまり気にせず利用できるという。同コース整備に合わせて、既存コースの一部もルート改修する。
峰の原高原クロスカントリーコースは、市が一般財団法人仁礼会から無償貸与を受けた土地約102,000平方メートルに、平成15年に整備した。芝生コースで1周2km、幅6m。更衣室やシャワー室、休憩室などのある管理棟なども備えている。指定管理者の維持管理組合が管理している。
利用者数は増加傾向にあり、市商業観光課によると、昨年は平成16年の3倍以上の延べ17,566人で、過去最高だったという。
夏場は学生の合宿などで利用者数が多く、飽和状態にあることから、混雑緩和や事故防止、雨天時でも利用できるようにするため、全天候型コースを整備することに。
工事費は約2億3,000万円。国の交付税措置率8割の辺地債を全額充てる。設計は明和測量設計、施工はマツナガ建設。
市商業観光課では「評価が高まり、利用者が増えているので、利便性を良くして、より多くの方に利用してもらえるようにしたい」としている。
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