局地的豪雨情報提供を〜須坂市と須坂市消防本部が呼び掛け

2017-07-22 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市(総務課危機管理係)と須坂市消防本部の分析によれば、7月11日の降雨について午後5時〜6時の1時間雨量が市役所付近では10.0mmだったのに対して、豊丘上町では6倍を超える62.5mmを観測していたことが分かり、須坂市と須坂市消防本部では「同じ須坂市内でも雨量が全く違うケースが多々ある。雨の降り方がいつもと違うと感じたらぜひ連絡してほしい」と呼び掛けている。
 須坂市には消防本部(屋部町)のほか、4カ所(市役所、豊丘上町、仁礼町、峰の原高原)に雨量観測装置が設置されている。
 7月11日、須坂市には大雨警報が5時14分に、土砂災害警戒情報が6時45分に、洪水警報が6時56分に発表された。同装置のデータによれば、5時〜6時の雨量は▽市役所=10.0mm▽豊丘上町=62.5mm▽仁礼町=39.5mm▽峰の原高原=8.5mm。同じ仁礼方面でも仁礼町と峰の原高原では降り方が違うことが分かる。
 同様のケースは昨年8月18日にもあった。同日午後4時〜5時の1時間雨量は▽市役所=0.5mm▽豊丘上町=31mm▽仁礼町=25mm▽峰の原高原=48.5mm。市街地ではぱらつく程度だったが、峰の原高原では局地的な豪雨に見舞われていた。
 須坂市と須坂市消防本部では「今回のように場所によって降雨状況が著しく異なることは今後もあり得る。全国各地で豪雨災害が発生しており、市民の皆さんからの情報提供をもとに適切・迅速な対策を講じていきたい」と話している。
 情報提供は須坂市役所(☎026-245-1400)または須坂市消防本部(☎026-245-0119)で受け付けている。

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