山田洋さん(須坂スキークラブ)2年連続で国体出場へ

2017-02-11 07:00 am by 須坂新聞

スポーツ icon 14〜17日に白馬村で開かれる第72回国体冬季大会「ながの銀嶺国体」スキー競技会のクロスカントリー成年男子B(26〜33歳)10kmクラシカルに須坂スキークラブの山田洋さん(30、相森町)が2年連続で出場する。1月20日に木島平村で行われた県予選会で準優勝し、県代表に選ばれた。国体では成年男子4×10kmリレーのメンバー候補(6人)にも入っている山田さんは「地元でレースができる喜びをかみしめながら走りたい」と意気込んでいる。
 須坂市役所に勤務する山田さんは週末など休日を中心に練習を積み、「できる限りの準備はしてきた」と県予選会に臨んだ。「途中でばててもいいから、最初から突っ込んでいこう」と、20秒間隔で順次スタートする最後尾から前の選手を追走。しかし、「思っていた以上に体力の消耗が早かった」と記録が伸びず、31分40秒7で優勝した選手に1分45秒及ばなかった。
 「スピード練習が不足していた」と山田さん。県予選会後はレース後半も速度を落とさない力をつけるためにトップスピードを維持しながら走る「スピード練習」にこれまで以上に取り組んでいる。休日に加え、平日の夜にも雪上で滑り込みを重ね、「県予選会で見えた課題を補うための練習ができている。体も動き、調子も上がってきている」と手応えを感じている。
 国体のクロスカントリーは、個人はスキー板を横に滑らせてはいけない「クラシカル走法」、リレーは「フリー走法」で行われる。
 昨年は個人9位。0.1秒差で8位入賞を逃した山田さんは「県予選会の反省点を修正し、入賞を狙って自分のベストの走りをしたい」。また、昨年は県チームのアンカーを務め、6位入賞に貢献したリレーは「メンバー(4人)に選ばれるように、まずは個人で良い成績を出したい。(出場したら)プレッシャーはあると思うが県代表として最高の走りができるようにしたい」と話している。

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