2017-01-28 07:00 am by 須坂新聞
須坂市は25日、市議会のインター周辺等開発特別委員会で、井上の大型商業施設などの開発計画の進捗状況について説明した。計画地(農地約35ha)を開発可能にするための土地調整に向けて、昨年10月に農林水産省関東農政局に計画概要などを説明して以降、指摘のあった課題などについて県の関係部局と協議しているという。
計画地は開発が厳しく規制されている市街化調整区域、農用地となっている。一般的には市街化区域に編入することで開発が可能となる。市まちづくり課によると関東農政局からも同様の指摘があったという。
ただ、市街化区域の拡大は将来の人口規模などを想定して行うため、須坂市は人口減少傾向で、難しいことが予想される。加えて、10ha以上の集団的農用地は市街化区域に含めないことになっている。県による区域の見直しは平成33年1月の予定という。
奥原利広まちづくり推進部長は「時間がかかり、また、拡大可能かどうかといった課題がある」とした。
そのため、市は別の手法も検討している。市街化調整区域のままでも地区計画を策定することなどで開発が可能になるという。その場合でも国や県と農振除外、農地転用の協議や許可を得なければならず、滝沢健一まちづくり課長は「計画する約35?の農地開発を認めてもらうのは至難の業」と述べた。
滝沢課長は「可能性のある方、早くできる方を県などと協議したい。ただ、まだどちらの手法であればできるというのがはっきりしないので、両方を平行して協議している」と述べた。
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2006年に相森中創立60周年記念事業で同校生徒が発見し、国際天文学連合に申請した5つの小惑星の名前のうちの1つ「Omorichugakkou(相森中学校)」がこのほど、正式に認められた。生徒たちは「星に自分たちの学校の名前が付いてうれしい」と喜んでいる。
2006年10月に、同校卒業生で、当時、宇宙航空研究開発機構(JAXA)に勤務していた中島厚さん(相之島町出身)と生徒、職員ら約10人が、伊那市の入笠山光学観測所で小惑星を探査した。望遠鏡に取り付けたCCDカメラで星空を撮影し、その画像をパソコンの専用ソフトで解析して15個を発見した。国際天文学連合に申請し、そのうちの5つの命名権を得た。
中島さんによると、いずれの小惑星も火星と木星の間を回っていて、明るさは20等級前後と非常に暗く、大きさは直径数キロ程度と推測されるという。
本年度の創立70周年記念事業で命名することになり、生徒らから募った名称の中から(1)相森中学校(2)ハッチ(3)須坂(4)ナガノパープル(5)湯っ蔵んど―を申請した。残りの4つは審査中だ。
永田慎二郎君(3年)は「命名を通して夜空に関心を持ち、時々、見上げるようになった。3年生が卒業するまでに名前が付いて良かった」と話した。
2017-01-28 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
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