2016-12-10 07:00 am by 須坂新聞
常盤中校友会(浅野隆太朗会長、生徒357人)はこのほど、インターネット・SNS(会員制交流サイト)の利用に関するルールを作った。時間を決めての使用や、SNS上で個人情報、他人の悪口を書かないなどの内容。生徒自らルールを決めることで意識を高め、節度ある利用につなげる狙い。
3項目に分けて原則を定めた。「自分の心と体の健康を守ろう」では▽午後10時以降は情報通信を使用しない▽使用時間は平日は1日1時間、休日は2時間以内▽就寝時は情報通信機器を枕元に置かない―など。
「友情を守ろう」では▽人を傷つけたり、不快にさせる言葉を使わない▽相手がどう感じるか考えて利用する▽SNSなどのやりとりは午後9時まで―など。「プライバシーを守ろう」では▽個人や場所が特定できる画像や動画は載せない▽知らない人とのやりとりはしない―など。
今回のルールは、5月に行ったインターネット・SNSの利用に関するアンケートを基に、生活委員会が原案を作成し、全校から意見を募って決めた。
アンケート結果では睡眠や勉強、家族との時間を削ってネットを利用していると答えた生徒が2割、1日3時間以上利用していると答えた生徒が1割あったという。
生活委員長の伊藤嶺花さん(3年)は「アンケートで、SNSの書き込みで、自分の思いとは違う捉え方を相手にされて、悲しい思いをしたという人がいたので、そういうことがなくなれば。みんなで決めたルールなので、一人一人が自覚して効果が出れば」と話している。
同校では、ルールを書いたリーフレットを保護者懇談会の際に、保護者にも手渡した。「これをきっかけに家庭でも、ネットやスマホの利用について話し合ってもらえれば」と話している。
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