70年余の歴史に幕〜須商東京同窓会が最後の総会

2016-11-12 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂商業高校東京同窓会(蜂谷雅人代表、会員256人)は5日、東京・両国ビューホテルで本年度総会を開いた。同校が須坂園芸高校との再編統合により、来年3月で閉校することから最後の総会となった。この日をもって解散し、発足から70年以上の歴史に幕を閉じた。
 東京同窓会は1944(昭和19)年2月、戦中の混乱期に同窓生約80人で発足した。主に首都圏在住の同窓生が親睦を深めてきた。
 総会には会員をはじめ、総勢84人が出席。地元からも山下智校長や荒井清治同窓会長(須坂市下八町)ら6人が駆け付けた。総会後の懇親会では、近況を報告し合ったり、思い出話に花を咲かせて交流。校歌や応援歌なども歌って青春時代を懐かしんだ。
 出席者に配布された総会資料には「須商の再編統合は寂しいが新生母校の発展を願っている」「母校の二度目(須坂園芸を含めれば三度目)の甲子園出場を夢見ている」「須商での体験が人生の大きな糧」といった会員からのメッセージも添えられた。
 来賓として出席した荒井同窓会長は「どこにいても母校を愛する心は変わらない。同窓生の『原点は須商』という気持ちを改めて確認できてうれしかった」と話していた。
 なお、1954(昭和29)年に発足した近畿支部(小林昭夫会長)は6月25日に同窓会を開き、解散した。

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