「豊洲」が「豊洲」で農産物直売

2016-10-29 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 同じ「豊洲」という地名が縁で、東京都江東区豊洲地区と交流している須坂市豊洲地区の農家団体「アグリ豊洲」(丸山雅之会長、会員8人)の会員ら4人は19日、江東区の東京メトロ・豊洲駅前で、農産物の直売や絵地図を配布するなどした。
 アグリ豊洲会員は、地元商店街の協力で駅前の広場に販売ブースを設け、リンゴやブドウ、キノコを販売した。「信州豊洲からの旬の贈り物」の横断幕を掲げてPRし、近隣住民らが次々と買い求めて完売した。一緒に豊洲の絵地図や市の観光パンフレットも手渡した。絵地図は商店などにも置いてもらった。
 両者の交流は平成元年ごろから始まり、一時途絶えたが、平成25年から再開した。アグリ豊洲は年1〜2回、江東区豊洲で農産物を販売するなどしている。豊洲3丁目公園にリンゴの木も植樹した。
 江東区豊洲からは昨年、商店街役員ら5人が、須坂市豊洲を訪れて、リンゴなどの収穫体験や観光をした。
 アグリ豊洲の丸山会長は「須坂の農産物を食べて、知っていただくいい機会になった。楽しみにしている人もいて、少しずつ定着してきたように感じる。須高地区や県出身者も買いに来て声をかけてくれた。今後も相互に行き来して交流を深めていきたい」と話している。

2016-10-29 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



須坂新聞


 須坂新聞はタブロイド判(20P~24P)で毎週土曜発行(年間48回)長野県須高地域(須坂市・小布施町・高山村・長野市若穂地区)で購読をいただいております。また配達地域外でも郵送にてご購読いただけます。購読料は1100円(月額/税込)です。購読お申し込みはこちらから。