最終処分場敷地は10.6ha〜関係地権者は25人

2016-09-17 07:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 須坂市の島田博雄環境部長は8日の9月市議会一般質問で、長野広域連合が仁礼町に建設を計画している一般廃棄物最終処分場について答弁した。現在作成中の基本設計について、敷地面積約10.6ha、埋め立て容量約85,000立方メートル、関係地権者25人の見込みであることを明らかにした。8月に地権者説明会を開いたという。
 長野広域連合が平成26年3月に作成した最終処分場基本計画では、施設整備に必要な最低限の造成面積を約3.3haとしていた。
 昨年、仁礼町から示された条件を反映させ 1.埋め立て高さを13mに 2.埋め立て地東側の土砂採取斜面を保全するため取得 3.雨水処理のための防災調整池の設置 4.周囲から埋め立て物ができるだけ見えないように緩衝帯を広げる―結果、約10.6haになるという。
 埋め立て容量は、長野市に建設している焼却施設の事業者が決定し、埋め立て物の発生量がほぼ確定したため、基本計画で示した最大16万立方メートルから減るという。
 今後は、土地価格の補償料算定などが終了次第、改めて関係地権者に説明し、その後、個別交渉するという。
 長野広域連合によると基本設計は11月に出来上がる予定。

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