2016-05-14 07:00 am by 須坂新聞
須坂市で4月から、地域おこし協力隊として大江守裕さん(22、長野市出身)と藤井啓太さん(23、広島県出身)が活動している。共に市生涯学習スポーツ課で、スポーツ振興などに携わっている。
地域おこし協力隊は、市町村などが委託した都市住民が、その地域に移住して、地域活性化や農林業、生活支援などの活動に取り組むもの。総務省の制度として平成21年度から導入された。
大江さんは現在、主に、10月に開かれる竜の里須坂健康マラソン全国大会の準備などを担当している。告知チラシやポスターのデザイン、後援・協賛団体への協力依頼などを行っている。
東京の大学で、まちづくり系の研究室に所属し、岩手県の温泉街の活性化などに関わった。スノーボードが好きで、冬はスキー場のホテルで住み込みのアルバイトをしながら腕を磨いた。そうした経験を生かして、今後は峰の原高原のイベントの企画などもしたい考えだ。
「須坂は子どものころからよく来ていたので、親しみを感じている。少しでも須坂の力になりたい」と話している。北原町在住。
一方、藤井さんは主に、小中学校の体育施設を利用する団体の日程調整などの業務を行っている。今後はニュースポーツの普及などにも取り組む予定。
自身はバレーボール選手で、名古屋の大学を経て1月から、須坂市を拠点に活動する「長野☆ガロンズ」でプレーしている。高校時代は広島の名門・崇徳高校でゲームキャプテンを務め、インターハイなどに出場した。
「より市民にスポーツの良さを知って、参加してもらえるようにしたい。ガロンズとしては、さらに多くの方に応援してもらえるように頑張りたい」と話す。八幡町在住。
なお、須坂市では現在、合わせて8人の地域おこし協力隊員が活動している。
2016-05-14 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント
Tweet© 須坂市公認ポータルサイト・いけいけすざか. ALL Rights Reserved. Privacy Policy