2016-04-23 07:00 am by 須坂新聞
最大震度7を記録した一連の熊本地震の発生により、オリオン機械、アスザックグループなど、九州地方に子会社や営業所を構える須高地区の企業にも影響を与えている。
オリオン機械(須坂市幸高町)グループ会社の西日本オリオン(福岡県)が管轄する熊本営業所(熊本県菊池市)と人吉営業所(熊本県球磨郡錦町)の社屋はほとんど損傷はなかったが、両営業所の社員17人のうち2人の自宅が倒壊する被害を受けた。
一方、熊本県の酪農家では、オリオン機械が納入している機械が破損したり、牛舎が倒壊する被害がある。道路が寸断されて、機械の修理ができず、出荷できない牛乳を廃棄している地域もある。本社は19日に機械修理チーム3人を現地に派遣。「ニーズを把握しできるだけ速やかに対応したい」と話す。
アスザックグループ(高山村駒場)は福岡県にある九州営業所の建物の損傷はほとんどなかった。
だが、熊本県内にある製品の納入先の企業数社は生産ラインが止まっている。交通網も遮断され、九州営業所から物資が納入できない状況。「現地では建物、設備の被害調査を行っている」と話す。 テクノエクセル(須坂市南横町)、鈴木(須坂市旭ケ丘工業団地)は現地に営業所はなく、部品などを取り引きする企業もないが、「今後は間接的に影響を受ける可能性はある」という。
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