須坂市がお笑い芸人「こてつ」に任命したのは?

2016-04-23 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市は18日、長野県住みます芸人のお笑いコンビ「こてつ」を「須坂 結婚・子育てハッピー大使」に任命した。市役所で三木市長から委嘱状を受け取ったこてつの河合武俊(39、かわい・たけとし)さんと北村智(36、きたむら・とも)さんは「須坂の子育て環境や、子育てそのものの素晴らしさを外へ発信していきたい」と意気込みを語った。任命期間は来年3月31日まで。
 子育てしやすい地域づくりの推進と婚活支援のほか、若い世代の移住、定住につなげることを目的とした初めての試み。三木市長は委嘱にあたり、「ここで結婚、出産して良かったと思える地域でありたい。須坂はとても子育てがしやすいところだということを、ハッピー大使の2人に広くPRしてほしい」と期待した。
 北村さんは6歳と3歳の子を持つ父親で、「個人的には?がんばり過ぎない子育て?がいいと思う。行政の支援がしっかりしていれば、それも可能。須坂ではどうかをこれから探っていきたい」。また、河合さんは昨年結婚し、子どもはまだいないが、「子どもたちと接し、育児を肌で感じながら一緒に学んでいきたい」と話した。
 この後、こてつの2人は、須坂保育園を訪問し、年中児23人を前に大型絵本の読み聞かせを行った。
 ハッピー大使は今後、子育て支援事業や母子保健事業、婚活事業など、さまざまなイベントに参加する予定。6月には市内保育園で泥んこ遊び交流が計画されている。また市が発行する「広報すざか」では5月から連載「こてつの須坂でハッピー」がスタートする。
 須坂市は「子どもは?宝?プロジェクト」と題し、「須坂市子ども・子育て支援事業計画」を策定。妊娠、出産、子育てまでを連携して支援する取り組みを行っている。市教育委員会子ども課によると、平成22年の出生数は380人。3年後の25年にはその子どもたちと同年齢が426人。さらに27年には450人になり、70人増加している。30代後半から40代前半の子育て世代が多く転入していることから、入園や小学校入学など、子どもの成長に合わせたタイミングで移住してくる家族が多いとみている。

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