須坂市で新春恒例の出初式〜須高地区は火災横ばい、救急出動減少

2016-01-16 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 新春恒例の「須坂市消防出初式」が10日、須坂小学校グラウンドとメセナホールで開かれ、関係者多数が出席した。須坂小グラウンドでは人員報告、服装点検、分列行進などを実施、引き続きメセナホールまで市内を行進した。
 メセナホールの式典で、市長職務代理者の中沢正直副市長は「須坂市では災害に強いまちづくりに向けて防火水槽の建設や消防車両の更新など設備を強化しており、とりわけ地域の防災拠点となる保育園、小中学校、地域公民館の耐震化は全てが完了した。須坂市消防団は地域社会に欠かせない重要な組織であり、市民から厚い信頼を得ている。その労苦に感謝すると共に、安全安心のまちづくりに向けて一層の協力をお願いしたい」と式辞。
 引き続き、退団者と任命者への辞令交付、新入団員宣誓、功労者や無火災の表彰、団長訓示などを行った。
 今回の退団は49人、新入団は45人。現在の団員数は875人(うち女性団員31人=音楽隊員21人、一般団員10人)で、定員881人に対して6人少ない。
 なお、今回の表彰者や主な任命者は次号から順次紹介します。
   ◇  ◇
 須坂市消防本部によれば、昨年1年間に須高地区で発生した火災は26件で、前年に比べて1件減少した。26件中20件は1〜5月に発生、特に3月だけで9件と集中した。
 種別では建物11件、林野1件、その他14件(8件は野火)。市町村別では須坂市が18件=昨年同数、小布施町が4件=1件減、高山村が4件=昨年同数。死者はゼロ、負傷者は14人(全員須坂市)。死者は1人減ったが、負傷者は10人増えた。
 また、救急車は2,718件(1日平均7.45件)出動、前年に比べて107件(3.8%)減少した。
 原因別では急病63.5%、一般負傷14.6%、転院11.0%、交通事故6.8%など。
市町村別では須坂市が2,049件=64件減、小布施町が373件=47件減、高山村が288件=4件増。その他で8件(高速道路や上田市への出動など)となっている。

2016-01-16 07:00 am by 須坂新聞 - 0 コメント



須坂新聞


 須坂新聞はタブロイド判(20P~24P)で毎週土曜発行(年間48回)長野県須高地域(須坂市・小布施町・高山村・長野市若穂地区)で購読をいただいております。また配達地域外でも郵送にてご購読いただけます。購読料は1100円(月額/税込)です。購読お申し込みはこちらから。