【須坂市長選】永田栄一氏が出馬表明〜「須坂に活気を取り戻したい」

2015-12-05 07:00 am by 須坂新聞

政治・経済 icon 任期満了に伴う須坂市長選挙(来年1月10日告示、17日投開票)で、農業の永田栄一氏(62、無所属、境沢町)が3日、境沢町公会堂で記者会見し「須坂に活気を取り戻したい。活気の第一歩が立候補だ」と述べ、立候補する意向を表明した。果樹産地須坂の「世界農業遺産」への登録、ブランド化のほか、井上に建設が計画されている大型商業施設に賛成の意向を示し、近くに農産物の「生産者直売場街」を開設するなどして地域振興に取り組みたいとした。
 永田氏は、生産者直売場街を核に、市内観光地周遊や、グリーンツーリズムなどの仕組みをつくり、誘客と経済効果につなげることを提案。長期的視点に立った、中心市街地の総合的な再開発も必要とした。
 須坂市を山の都「山京」と名付けてのPRや、養蚕の伝統を生かした「虫の文化」による振興なども訴えた。
 一方で、仁礼町に計画されている一般廃棄物最終処分場の建設地選定方法や、地元区振興交付金など現市政を批判し、「白紙に戻して見直す」と述べた。
 永田氏は元県立高校教諭で、須坂市長選への挑戦は4回連続。
 市長選はこれまでに現職の三木正夫市長(66、相之島町)が出馬表明しており、選挙戦となる見通し。過去3回連続で三木氏と永田氏の一騎打ちとなっている。2氏のほかに、市民有志グループが候補者擁立を模索している。立候補手続き等説明会は11日。

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