迫力のプレーに歓声〜須坂市で初のVリーグ公式戦

2015-12-05 07:00 am by 須坂新聞

スポーツ icon V・チャレンジリーグ?男子バレーボール須坂大会が28、29日、須坂市北部体育館で開かれた。須坂市で行われる初のVリーグの公式戦に初日は320人、2日目は580人の観客が会場へ足を運んだ。コートサイドを埋めた観客は選手たちが繰り広げるパワー、高さ、スピード感のある試合に歓声を上げたり、声援や拍手を送るなどしながら、迫力のあるプレーを間近で楽しんだ。
 チャレンジリーグ?(男女各8チーム)は国内トップリーグ「Vリーグ」で1部のプレミアリーグ(同)に次ぐ2部に相当する。各チームが1〜2試合ずつを戦い、2日間で計6試合が行われた。
 29日の第2試合には小布施町矢島出身の金沢秀幸選手(25)が大同特殊鋼レッドスター(愛知県)のメンバーで出場した。小中学生時代に同体育館でたびたび試合をする機会があったことから、試合後の取材に金沢選手は「小さいころにプレーしていた愛着のある体育館でVリーグの試合ができて感慨深い。10年ぶりに帰ってきて試合ができてうれしかった」と振り返った。
 残念ながら試合には敗れ、開幕5連勝はならなかった。「できれば勝ちたかったが、お世話になった人たちに元気な姿を見せられてよかった。会場の雰囲気も良く、やりやすかった」と話した。
 会場にはバレーボール部に所属する須高や近隣の中学生など、子どもたちの姿も多く見られた。墨坂中男子バレーボール部の山岸優斗君(2年)は「社会人のスパイクの威力は桁違いで、迫力もすごかった。Vリーグの試合はテレビでは見たことがあるが、生で見たのは初めて。テレビでは分からない選手同士の声のかけ方やブロックの仕方など参考になった。近くで開催されれば、また見に行きたい」と話していた。
 なお、Vリーグへの参戦を目指し、先ごろ発足した「長野☆GaRons(ガロンズ)」の選手やスタッフらが会場設営や試合進行など大会運営をサポートした。

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