「長野☆ガロンズ」須坂ホームタウンの男子バレーボールチーム

2015-11-14 07:00 am by 須坂新聞

スポーツ icon 須坂市をホームタウンに国内トップリーグ「Vリーグ」への参戦を目指している社会人バレーボール男子チームのF長野は11日、須坂ハイランドの事務所会議室で新チーム発足記者会見を開き、チーム運営会社「信州スポーツプロモーション」の設立と、チーム名が「長野☆GaRons(ガロンズ)」に決定したと発表した。
 企業チームから移行した地域密着型の市民チームとして、来季(2016〜17年シーズン)からVリーグ3部相当のチャレンジリーグ?への参戦を目指すとともに、地域活性化や地域のスポーツ振興を図っていく。
 新たなチーム名は、須坂にちなんだ名称として公募で選んだ3候補の中から、一般に呼びかけた人気投票で決定した。観光名所「臥竜公園」に由来し、臥竜の中国語読み「ガロン」から名付けた。須坂から日本の頂点を目指す竜戦士をイメージしているという。
 また、須坂カッタカタまつりの竜みこし「青竜」と「赤竜」にちなみ、青と赤をチームカラーにしたロゴマークやエンブレムも披露。エンブレムは竜をモチーフに、長野のNやガロンズのGがデザインされている。
 チームは1974年に富士通長野工場バレー部として発足した。前身の富士通グループ長野は2008年から国内3部リーグに相当する地域リーグに参戦し、全国優勝2回、準優勝2回などの実績を挙げてきた。
 チームによると、9月に手続きを行った日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ機構)への準加盟申請は、来年3月に承認される見通しという。今季は来年2月に開幕する全国決勝リーグ(東部・西部各8チーム)で戦い、2月末には市民体育館で須坂大会の開催を予定している。
 今後の活動としては、これまでも行ってきた小中学生を対象にしたバレーボール教室などに加え、須坂市を中心に北信地区一帯の各市町村のイベント等への参加も計画しているという。
 篠崎寛ゼネラルマネジャーは「未来の子どもたちに夢を与えられるような活動をし、地域を盛り上げたい」。北沢健監督(小布施町中央)は「チームを強くしていきたいが、強いだけではなく、地域の人たちに応援されるチームづくりをしていきたい」と話した。

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