2015-11-14 07:00 am by 須坂新聞
須坂市村石町の糀屋本藤醸造舗(本藤浩史社長)はこのほど、土産用のスプレー式しょうゆさしを製造し、販売を始める。小型で持ち運びやすく、土産に適している。減塩効果が期待できると共に、須坂市は保健補導員制度発祥地で、長野県の市の中でも介護認定率が低く、健康づくりの取り組みが盛んなことからPRするため作った。
スプレー式しょうゆさしは使用量が微調整できることから、減塩活動の一環として、保健補導員会などでも奨励している。
一般的なものに比べて噴霧範囲の狭い専用のスプレー容器に、同社のうす塩しょうゆが120ml入っている。うす塩しょうゆは国産の原料を使い、木桶で3年以上熟成させたもの。まろやかな味で同社の通常のしょうゆに比べて3〜4%減塩しているという。
スプレー容器のラベルは、米子大瀑布の紅葉と臥竜公園の桜の写真を用意し、それぞれ「信州須坂」「健康長寿の里」の文字を添えた。須坂市の保健補導員活動の歴史や健康に関わるデータなどの説明書も付けている。
NPウォンツ(日滝原産業団地、小林晃社長)が企画提案し、ラベルと説明書は同社が担当した。
本藤社長は「料理にまんべんなく吹きかけることができるので便利。自宅用としても使ってもらえれば」と話している。
価格は500円(税別)。間もなく、蔵のまち観光交流センター(東横町)などで販売する。
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