2015-10-03 07:00 am by 須坂新聞
須坂市は、沼目町の市道交差点に市内2カ所目の環状交差点「ラウンドアバウト」の設置を計画している。早ければ今年度内に着工し、来年度の完成を目指す。25日に地権者説明会を開いた。
場所は沼目町公会堂から約400m西側の市道高梨小島線と市道沼目八重森線が直角に交わる交差点。計画ではラウンドアバウトの直径(外径)は27m。環道の幅員5m、中央島の直径11m。ほかに、歩道、横断歩道、標識、照明などを設ける。
直径は野辺町のラウンドアバウト(31m)より一回り小さいが、環道の幅員は同じ。市道路河川課職員の説明では大型バスなどは問題なく通れるという。
市職員や地元住民によると、同交差点の交通量はそれほど多くないが、朝夕の通勤時間帯を中心に、西側の県道村山小布施停車場線を避ける車などが通るという。周りが田畑でスピードが出しやすいため、たびたび車同士の事故が発生している。10年ほど前には死亡事故もあった。
交通危険箇所となっているが、交通量などの関係で、信号機の設置が難しいという。そのため、市では、経済面や景観面、環境面も含めてラウンドアバウトを計画した。
市道路河川課では「路面標示などを設けているが、事故が減らないのが現状。ラウンドアバウトはスピードを抑制し、事故防止につながる」と話している。
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