2015-09-26 07:00 am by 須坂新聞
県須坂建設事務所は、須坂駅前広場の再整備を行う。ロータリー駐車場は現在と同じ7台分を確保すると共に、バス専用と一般乗降車専用の停車帯、自転車専用道を設けたり、植え込みをなくして緑地帯を置いて見通しを良くするなどする。このほど再整備計画を策定し、17日に地元説明会を開いた。年内に着工して、来年度中の完成を目指したい考え。
現在の須坂駅前は、路線バス、降車タクシー、一般送迎車、自転車が混在して危険なことから、安全性と利便性を高めるため、それぞれの専用停車帯やレーンを設ける。また、車道に路面標示をして行き先などの案内を分かりやすくする。シルキービル側のバス降り場は廃止する。
ロータリー駐車場は並びを変えて、出入り口を現在のシルキービル側から駅側に移すと共に、横断歩道を設ける。駅前広場を横断している、須坂駅とシルキービルを結ぶ歩道橋の柱を移動させる。
ほかに、駅北側のバス乗降場横の緑地帯をなくして広場にする。歩道のバリアフリー化や、バス乗降場に上屋を設けるなどする。
一方で、ロータリーの面積が広がり、駅側の車道が1車線になることから、地元説明会で出席者から「今でも特に夜は、駅周辺の学習塾へ通う子どもや電車利用者の送迎車で混雑しているのに、さらにひどくなる」などの声が聞かれた。
同事務所では「駅前の再整備だけで解決できる問題ではないので、今後、関係機関と協議して探っていきたい」と話した。
現在の駅前広場は1977(昭和52)年に整備された。再整備計画は、須坂建設事務所や須坂市、長野電鉄、須坂警察署などの関係機関でつくる「須坂駅前広場運営協議会」が素案を作成した。平成25年12月に公表し、市民から意見を募集して反映させた。
同事務所では「安全性や利便性に配慮すると共に、須坂の顔、玄関口にふさわしい、ゆとりある駅前広場にしたい」としている。
2015-09-26 07:00 am by 須坂新聞 - 2 コメント
Tweet北横町の森川です。
日ごろはお世話になっています。
従来の須坂駅前ロータリーは使い勝手がよくありません。
改良し、使い勝手のいい須坂の顔駅前ロータリーになることに期待します
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