かんなちゃんの歌で愛と平和を発信

2015-09-05 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon ご当地ソングを数多く手掛ける須坂市仁礼町の中村仁さん(51、シンガーソングライター・農業)はこのほど、須坂市花と緑のまちづくり事業マスコットキャラクターで、平和親善大使の「かんなちゃん」をモチーフにした歌「GOGOかんなちゃん love&peace」を作った。CDの他、曲に合わせて踊る園児や高校生らの映像を収めたDVDも作成し、須坂から愛と平和の心を発信する。
 かんなちゃんはもともと、カンナの球根を世界にリレーし、核廃絶と平和を訴える「カンナ・プロジェクト」のキャラクター。広島原爆投下から1ケ月で花を咲かせたカンナをシンボルとする花の妖精だ。須坂市の花と緑のまちづくり事業が20周年を迎えた昨年、同事業のキャラクターとして新たに誕生し、現在は須坂市の顔として活躍する。
 中村さんは、カンナ・リレーを陰で支えた園芸家の故・田辺雅夫さん(須坂市仁礼町)を父親の代から慕っていた。プロジェクト代表の橘凜保さんとのつながりもでき、かんなちゃんに深い縁を感じたことから、歌でもっとアピールできればと、今春、制作に取り組んだという。
 「曲を作っていて、今年1月に亡くした母親への思いも重なった。でも悲しいイメージではなく、アップテンポなメロディーの中に、愛と平和を表現した」と中村さん。曲の中には「どんなに苦しい事があっても こんなに優しい気持ちになれる」「海を越え いろんな国の人が集まるかんなロード」など、前向きな歌詞が印象的だ。歌唱やダンスの振り付け、DVD撮影などは知人に依頼した。
 ビデオ撮影は先月28日、須坂保育園、仁礼保育園、湯っ蔵んど、田辺花卉園、須坂園芸・創成高校で行った。
 CDは10日から須坂市蔵のまち観光交流センターなどで販売(1枚300円、税込み)。DVDは市内の保育園や幼稚園に配る。また動画共有サイト「ユーチューブ」ではダイジェスト版を見ることができる。問い合わせはパープルヘイズ☎090-9157―0490へ。

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