泉小路活性化の会が解散

2015-05-30 07:00 am by 須坂新聞

まちづくり icon 都市計画道路3・5・6号八町線(須坂市常盤町〜下八町間の総延長3,410m、幅員12〜16m)のうち、上町、穀町、北原町の関係住民でつくる「泉小路活性化の会」(上野重明会長、会員23人)は今月19日、上町公会堂で第11回定期総会を開いた。平成26年度事業を承認した後、同会の解散を承認した。
 解散の議案提出にあたり、上野会長は「会の目的が達成され、今は個々の地権者の財産に関わり、会が関与できない状況となっていることから幹事全員の賛成で解散を決め、議案提出に至った」と理由を説明した。
 出席15人と委任状8人のうち、継続との意見が1人あり、採決の結果、賛成多数で解散と決した。
 総会後の取材に上野会長は「立派な道路や地域になる今後は、若い人が盛り上げてほしい。昔のようなにぎやかな地域になるよう期待している」とした。
 泉小路は寿泉院前の国道406号接点から市道須坂駅南原線(金井原通り)接点までの区間延長約390m。
 整備計画では、幅員16mの内訳は、車道6m(各3m)▽路肩2m(各1m)▽歩道8m(片側2.5m〜5.5m)―とし、車道と歩道の境に一定間隔で車止めを設け、イベントにも使える道路空間とするなどコミュニティーの分断を避ける配慮がされた設計図が出来上がっている。
 市まちづくり推進部は「都市計画道路では市内で初採用となる、歩道幅を変え、通行車両の速度を抑えるなどの道路デザインが活性化の会の皆さんのおかげでまとまった。早期完成に努めたい」と話す。現在、対象戸数の約半数と用地買収を進めているという。完成年度は未定。
 都市計画道路八町線(市道常盤町下八町線)の改良済み延長は990m。全体の29%。

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