2015-05-16 07:00 am by 須坂新聞
須坂市社会福祉協議会が須坂市から受託して今年度から実施している生活困窮者自立相談業務の活動拠点となる「須坂市生活就労支援センター(愛称まいさぽ須坂)」が須坂ショッピングセンター内に開設され、このほど、オープニングセレモニーが行われた。
4月1日施行の生活困窮者自立支援法に伴う事業として、生活に困っている人が生活保護に陥ることなく、早い段階から相談支援を行おうというもの。まいさぽ須坂には北原満史所長のほか職員2人を配置、事業として自立相談支援や就労準備支援などを進めていく。
まいさぽは相談者の「マイ・サポートプラン」を支援しようという県内共通の造語で、現在県内に23カ所開設されているという。
オープニングセレモニーでは実施主体の須坂市、受託団体の須坂市社協、支援機関として須坂公共職業安定所や須坂市民生児童委員協議会などの関係者が出席、「生活困窮者を包括的かつ継続的に支援していく」ことを確認した。
なお、まいさぽ須坂では4月の1カ月間で問い合わせを含め来所や電話による相談を29人、延べ57回行っている。北原所長は「制度のはざまに陥ることのないよう、暮らしと就労に関わる相談を広く受け止められるセンターにしたいと思いますので、お気軽にご相談ください」と呼び掛けている。
相談時間は平日午前9時〜午後5時。原則予約制。須坂ショッピングセンターの無料駐車券を発行。問い合わせはまいさぽ須坂☎026-248-9977まで。
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