管理栄養士の松崎さん講演〜体をつくり疲労回復

2015-02-28 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須坂市体育協会(伝田明康会長)は19日、須坂商工会議所でスポーツ振興事業講演会を開き、管理栄養士の松崎美奈子さんが「身体作りに欠かせない栄養〜食事を制するものは勝利を制す」と題して話した。食事は体づくりと疲労回復に重要だとし、具体的な方法を紹介。子どもから大人まで約130人が聴講した。
 松崎さんは森永製菓のウイダートレーニングラボとして、アスリートの食事を支えている。過去には女子フィギュアスケートの浅田真央選手らの指導にも携わるなど活躍し、現在はプロ野球のオリックス・バッファローズを指導している。
 スピードやパワーを生み出すためには、「どんな競技でも筋量を増やし、余分な体脂肪を減らすこと」が求められる。基本の食事?ご飯?おかず?野菜?果物?乳製品―の5グループをバランス良く取ることで必要な栄養素が全て補え、「当たり前の物を好き嫌いなく食べることが大切」と話した。
 中でも小中高生には「ご飯グループ(炭水化物)を頑張って食べてほしい」。いい筋肉をつくるためには肉・魚・卵・納豆を偏らずに食べる必要性なども示した。
 食事の回数を工夫することも大事。アスリートだけでなく食事の回数が多い人ほど体脂肪率が低く、筋量が多い傾向にあり、「1回に食べる量は少なくても、何回も分けて食べた方が筋肉がつくりやすい。最低5回以上は食べてほしい」とアドバイスした。
 また、食事は日々の疲労回復に対する役割もあり「上手な選手はたくさん練習をし、(疲れを)100%回復させないといけない。それができたら次の日にもっといい練習ができる」と強調。
 疲労回復には「練習や試合後から45分以内(ゴールデンタイム)が一番体の回復を促進する時間と言われている」とし、この時間帯に栄養補給をすることが鍵になるという。
 疲れが取れるとけがのリスクが減り、トレーニングの質向上にもつながる。「ゴールデンタイムにはプロテインが優れていると言われている」と説明した。
 ほかにも朝食をしっかり食べる習慣(試合
の日は開始4時間前には済ませる)や、身近なコンビニエンスストアで選ぶ商品の工夫、ジュニアアスリート、シニア世代はタンパク質やカルシウムが不足しがちなことなどにも触れ、具体的なメニューや量などを細かく紹介した。
 松崎さんは食事を楽しみ、好きになることが大事だとし「目標に向かって食事を考え、回数・量・内容・サプリメントの活用でバックアップを」と呼び掛けた。

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