2014-08-30 07:00 am by 須坂新聞
須坂市はこのほど、移住を考えている子育て世代に向け、須坂の魅力をPRするパンフレット「移住者のためのすざかノート」を作った。市内に暮らす子育て中の母親約60人の生の声を参考に、須坂の良いところだけではなく、悪いところも紹介しているのが特徴。首都圏で開かれる移住セミナー等で配るなどして、移住・定住の促進につなげたいとしている。
パンフレットはA4判の見開きで、1万部を作った。信州須坂移住支援チームの地域おこし協力隊ら3人が、市内の保育園や子育て支援センターで母親たちに聞き取り調査を行い、「子育て環境」や「気候・風土」「生活環境」などのテーマで感想をまとめた。
「子育て支援センターが充実していて、子育て中のお母さんにはありがたい」「お医者さんがたくさんあって便利」「蔵の町並みから農村風景、山、須坂にいると全てが楽しめる」など良い点についての感想が並ぶ一方、「駅周辺が少しさみしい」「有名な飲食店が少ない」など悪い点も合わせて紹介し、移住後の須坂での生活を感じられるようにした。また、保育園や児童センター、小中学校などの施設の場所が一目で分かる「すざかマップ」も載せた。
23日に東京で開催された信州田舎暮らしセミナーで配布した。今後も東京や大阪などで開かれる移住セミナー等で配布したり、県の観光情報センター等への設置も予定している。同チームでは「良いところも悪いところも、須坂ママが感じるありのままの須坂を紹介することが、移住を考えている人たちにとってより現実的な正しい判断材料になると考えた」と話している。
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