2014-08-09 07:00 am by 須坂新聞
須高ケーブルテレビ(須坂市北横町、丸山康照社長)は4日、ハイビジョン映像の縦横各2倍(計4倍)の高精細画像が見られる4K専門チャンネル「チャンネル4K」の試験放送を市観光協会入り口(須坂駅前シルキービル2階)で始めた。4K試験放送は一般社団法人次世代放送推進フォーラム(東京都港区)が6月から始めた。ケーブルテレビでは全国約50カ所で試験放送を予定。県内は松本、上田に次いで3社目。
4K放送は専用の4Kカメラで撮影すると奥行きがきれいに再現され、布地の質感などがより鮮明に見える。
国の「放送サービスの高度化に関する検討会」とりまとめ(昨年6月公表)の工程表で、本年は「関心を持つ視聴者が4Kを体験できる環境を整備」することとされ、同フォーラムが推進母体としてけん引している。
設置された画面は、縦86?、横146?。毎日午後1時から7時までスポーツ番組や旅番組などを放映する。
須高ケーブルテレビは昨年12月から4Kカメラで撮影を始めた。これまでに須坂祇園(ぎおん)祭りや臥竜公園・高山村の桜、米子瀑布、雷滝などを収録している。今年11月末ごろから須高番組を全国放送する計画。
開通式で丸山社長は「市交流拠点のシルキー2階で4K放送を身近にアピールできる。人々の暮らしや風景、伝統芸能などを後世に残す地域映像アーカイブの役割も担い、地元番組を全国に発信したい」。三木市長は「大型できれいな画面の4K放送を新しい観光情報発信として見てほしい」と期待した。
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