高齢者はお金があるのに万引

2014-07-19 07:00 am by 須坂新聞

お知らせ icon 須高防犯協会連合会傘下で、須高地区の商店主らでつくる須高万引防止対策協議会はこのほど、須坂警察署で総会を開き、議事のほか、学校、PTA、老人団体、防犯団体の関係者と意見交換を行った。意見交換は総会に合わせて毎年実施しており、以前は少年の万引対策を中心に話し合っていたが、近年高齢者の万引が増加していることから、昨年度から須高3市町村の各老人クラブ連合会役員も参加している。
 同署生活安全課によれば、今年上半期(1〜6月)に須高地区では133件の犯罪が発生、前年同期間に比べて30件(18.4%)減少した。このうち、万引は20件(4件減)を認知、17人(男9人・女8人)を検挙した。年齢別では10代4人、30代2人、40代2人、50代2人、60代3人、70代2人、80代2人。
 犯罪の低年齢化が進む一方、高齢者が万引に手を染める傾向は今年も続き、少年がカードやアクセサリーなどを盗むのに対して、高齢者は「お金は持っているけど、使うのが惜しかった」などの理由で食料品や日用品を万引しているケースが多いという。
 意見交換会では、老人団体から「高齢者の万引が増加していることは憂慮すべき問題。
さまざまな活動の中で啓発し、引き締めていかなければならない」、商店から「高齢者へは『何かお探しですか』と声を掛けている」などの発言があり、防犯団体からは「地道な活動を継続していくことが大事」などの意見が出された。
 総会では、須坂園芸高校で長年生徒指導に携わってきた中嶋寿夫教諭(現更級農業高教諭)による青少年の非行防止をテーマにした講話なども行われた。
 生活安全課の丸山勝広課長は「高齢者だから、子どもだからと言って、万引を許してはならない。万引を見過ごすと大きな犯罪につながる。万引を見つけたら必ず警察に通報してほしい。高齢者や子どもに限らず、規範意識を高める活動を各種団体の皆さんの協力を得ながら今後も積極的に行っていきたい」と話している。
 なお、同協議会では役員改選(任期2年)を行い、会長にマツヤ須坂西店の熊井宏明さん、副会長にセブンイレブン須坂南店の竹内信子さん、幹事に山口時計店の池田増夫さんを選んだ。

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